「次亜塩素酸水」の活用方法
備えあれば憂いなしとばかりに、掃除用具・洗剤を購入しては「ほっ」と一息ついてしまうあなた(いや私)。
今回の「次亜塩素酸水」ばかりはそうはいかない。3か月~半年で効果がなくなってしまうのだから。
この熱が冷めてしまわぬうちに色々やらないといけない。
↓「「次亜塩素酸水」(ジアニスト)購入に至った経緯はこちら
「次亜塩素酸水」が届く前に
用途・設置計画を立てる
なんとなくでは、2.3リットルは消費できない。いや、消費が目的ではないのだけれど、汎用性があるという利点を最大限に生かし、購入時に抱いた除菌・消臭計画(野望)は忘れてしまわないうちに早々に形にしておく必要があるのだ。
そのためにもまずは、用途と設置場所を具体的にしていく。
- ノロ対策用スプレー
ノロ対策、お風呂のカビ取りは毎日必要ではないので、基本的にはおむつ用として玄関に配置。 原液を使用。
- キッチン除菌用スプレー、キッチンつけ置き用ボトル
まな板、三角コーナー、キッチンテーブルの清掃にはスプレーを使用。
「臭いが嫌」と言われている布巾もつけ置きで除菌・消臭。きれいに洗ってからつけること。これは2.5倍希釈。
- トイレ消臭スプレー
トイレ使用後の消臭用にトイレに設置。これは5倍希釈。
便器清掃時の除菌には、1.のスプレー(原液)がよいみたい。 - うがい薬・歯ブラシ除菌用ボトル
朝晩のうがい用に洗面にボトルを設置。ねばねばが取れるというけれど本当か。たまに歯ブラシのつけ置きなど行う。これは10倍希釈。口に入れるし薄めが安心。
- (ファブリーズ代用)衣類消臭スプレー
会社が禁煙でないため、たばこの臭いを消すために毎日使っているらしいので夫部屋に設置。これも10倍希釈。
強力なたばこの臭いや、靴(革製品以外)の消臭、車内の臭いを取るには5倍希釈くらいがよいらしいが。衣服用は一応10倍。
メーカーは怒るだろうが、ファブリーズの空きボトルを流用しよう。 - リビング・ダイニング除菌用スプレー
子供のよだれ、食べこぼし、本やおもちゃの除菌用に居間に設置。 食前食後のダイニングテーブルの除菌もこれでよいかも。
我が家ではもう使わないけれど哺乳瓶の消毒なども10倍希釈。
これも、マジックリンかキレイキレイの空き容器があったはず。
一通り設置計画終了。容器については、再利用するものだけでは足りないので、購入しなければ。
容器を確保(発注)する
電気分解で作られている性質上、時間とともに効力が薄れてしまう「次亜塩素酸水」。保管する際にも、冷暗所に保存したり遮光ボトルを利用するなどして少しでも劣化を防ぐとよい。自宅で使っていた「ファブリーズ」「旧ノロキラー」などの容器は、ラベルを剥がして洗っておく。
画像検索や、ショッピングサイトで色々とボトルを探していたのだが、かわいいと高いし、安いと業務的だし。
以下、参考にされたし。価格はだいたい2017.4現在のAmazon(プライム)価格。画像をクリックすると移動可能。
【b2cスプレーボトル】¥972+送料
この洗練されたフォルム。ラベルシールまで売ってある。ノズルが3タイプも。
入荷待ちになっているもの多し。財力がゆるせば、家中のスプレーをこれにしてスタイリッシュに生活したい…(同じメーカーのランドリーボトル、、欲しすぎる)
【ジアニスト 空スプレーボトル(500ml)】¥324+送料
次亜塩素酸水を販売している会社が出しているスプレーボトル。ジアニストはプライム対象だけれど、こちらはそうでないので、安易に安いとも言い難し。
【スプレーボトル 遮光性ポリエチレン 30mL 3本セット】¥770
画像だけ見てたら結構入りそうだけれど(勝手な想像です)、実際は30mlで大さじ2杯程度の量しか入りません。
しかし携帯にはばっちり。出先でトイレ消臭したい人、ファブリーズしたい人にはジャストサイズ。ミストが細かく高評価。
【トリガースプレー 300mL ホワイト(ホワイトトリガー)】¥730
少しフォルムがかわいいような気がする…色違いでノズル黒もあったのだがAmazonでは見つからず。
これは、「バームビューロ」という容器メーカーのものらしく、こちらの商品をYahoo!ショッピングで調べたところ、送料はかかるものの、大小さまざまな容器がそろうことに気付く 。単価が安いこともあり、スプレー、ボトルなど一式を「バームビューロ」さんで購入。
「次亜塩素酸水」が届いたら
1.濃度調節をする
用意するもの:
- 計量カップ(大500ml、小100mlなどあれば便利)
→なければ注ぎ口のある小鍋と小さいコップなどで代用 - 水道水
※薄めればうがいもできる安全性なので、さっと水洗いするだけでOKなので調理用の計量カップも使用可能。
作り方:
空き容器(例:200ml)÷希釈割合(10倍の場合は10)=原液の量(ジアニスト20ml)
我が家には10~50mlを測るミニ計量カップがあるので便利だったが、
なければ、
2.5倍希釈「原液2:水道水5」
5倍希釈「原液1:水道水5」
10倍希釈「原液1:水道水9」
の割合でまぜればそれでOK。
10倍希釈の溶液は多めに作っても、うがいなどですぐに使うものは500mlのペットボトルに入れておいても良い気も。
2.それぞれの容器に入れる
やっと、使える形になります。用意した容器に正しい濃度の「次亜塩素酸水」を入れる。注ぎ口がある計量カップ、小鍋なら簡単だけれど。
しかし、少々手についても心配ないところがれしい。
3.ラベルを貼る
私の場合、白いボトルやスプレーばかりを購入したので、用途を記したラベルを貼る必要がある。購入も考えたけれど、すべての項目を網羅するものもなく、4枚程度で数百円するため、既存の紙ラベルを使用することにした。
先日、プリンタを捨てたところであるため手書き作業となった。センスが問われる結果に…特にバクテリア。
4.所定の位置に設置、完了!!
濃度別使い道一覧
原液(濃度500ppm)
- ノロウイルス死滅
- お風呂のカビ取り
- おつむ消臭
2.5倍希釈(濃度200ppm)
- 生ごみ消臭
- 台所の殺菌(包丁・まな板・ふきん・シンク・スポンジ)
- エアコン
5倍希釈(濃度100ppm)
- トイレの消臭
- ペットトイレ
- 靴(革製品以外)の消臭
10倍希釈(濃度50ppm)
- 衣服
- 子供のおもちゃ
- カーテン、シーツ
- うがい薬
- 歯ブラシの除菌
- 手洗い後の殺菌
- インフルエンザ予防
- 加湿器のぬめり防止(超音波のみ・耐塩)
- 切り花延命
- ふき取り化粧水←えええ
色々な用途に使える、「次亜塩素酸水」。災害時にも使いやすいという記事も。
長期間の保存ができない点がネックだけれど、普段から用途別にうまく使いこなしていれば、いざという時にも安心できそうだ。
実際に、どのように活用して、何が良くて何が悪かったかについては、のちのち検証していきたい。